みなさんこんにちは。
Just go with it!震災復興サンバー復活までの軌跡 episode2!⭐
遂に、今回はエンジンを降ろします…!
エンジンを降ろす予定の12月10日の前夜。
受け入れの作業を1人黙々と行う飯岡メカニック。
受け入れの作業は、車検証の記載内容と車両が同一のものかの確認を行います。
主に確認する箇所として、車体番号や原動機、ナンバーなどがあげられます。
あとは、車体に刻印されている車台番号、エンジンに刻印されているエンジンの型式を確認したり、ナンバーの封印が壊れていないか確認したりします。
受け入れ作業中の飯岡メカニックは、「エンジンを降ろす日がついにやってくるのが楽しみで、当日の作業も頑張ります」と意気込んでいました。
2023年12月10日昼過ぎ、佐々木健さんも大槌町から足を運んでくださり、ついにエンジンを降ろす作業がスタートしました。
リフトで車体を上にあげ、その下に潜り込んで、エンジンを外すために車体と繋がっている部分を慎重に取り外していきます。
そしてついにエンジンが車体と離れました。
オイルが漏れてしまっている箇所が複数個所あり、それをすべて直すためにこれから修理していくそうです。
飯岡さんと簗場さんに託して、また岩手の町を元気に走るみなさんの声や想いをのせたサンバートラックが見られる日が近づいてきましたね!⭐
SUBARUのCVTの歴史
\これが富士重工業(現SUBARU)のECVT!/
ECVTについて飯岡さんと簗場さんが教えてくれました!
ECVTとは、1980年代に採用されたクラッチペダルがなく、クリープ現象もない「オートクラッチ」システムの技術のことです。
そのため当時の富士重工業(現SUBARU)は、ブレーキを離しても進まず、安全だと考えていたそうです。この時からSUBARUは安全のことを第一に考えてモノづくりをしてきたのがうかがえますね。
このECVTを経て、1998年にi-CVT(インテリジェントCVT)が開発され、その後2009年には金属チェーン式リニアトロニックCVTが発表されました。
…
自動車の開発は、失敗や成功の繰り返しで今私たちが乗っているクルマがあるのは、いままで開発に携わってきた方たちがいたからだと思うと、ありがとうと伝えたいですね。
おろしたてのエンジンの前で飯岡さんと簗場さんの2ショット!
緊張が解けてお疲れの中、記念の写真を撮らせていただきました。
簗場さんは、「最初はとても緊張していたし大丈夫かなと思っていたけれど、作業が始まったら慎重にしつつもどんどんと取り外すことができてよかった」と安堵の表情で話していました。
後日…作業中の簗場さんを飯岡さんがとった一枚。
どんな作業をしているのでしょうか?
このブログでは、普段見れないような作業風景やSUBARUならではの情報を盛りだくさんでご紹介していきます。
次回!震災復興サンバー復活までの軌跡 episode3もお楽しみに。