みなさん、こんにちは。
今回のブログは、
「ぐんぐん歩こう!小岩井農場ウォーキング」というイベントに参加してきましたのでその様子をお伝えします!
岩手の小岩井農場から見える自然の美しい景観や、農場にいる動物たちをみなさんにもみていただきたいのでご紹介いたします。
小岩井農場に一緒に行ってくれるのは、岩手スバル在住のくまと宮城スバルより旅行にきてくれたくまです。
(ですが、岩手スバル在住のくまは帽子を忘れ、暑さ対策が万全ではないため、ウォーキングに参加したのは宮城スバルより旅行にきてくれたくまのみでした。ご了承ください。)
到着して間もなく日向ぼっこを始めるくま。
この日は快晴で暑い日でしたが、岩手山の山のふもとに位置する小岩井農場は風も吹いていてとても気持ちの良い暑さでした。
出発地からの景色で十分満足するほどの広大な草原ですね。
それでは初めに、小岩井農場の歴史をご紹介します。
小岩井農場の小岩井。実は地名ではないのを知っていましたか?
盛岡を訪れていた明治政府の鉄道庁(当時は鉄道局)長官、井上勝は、眼前に広がる岩手山の南麓に広がる木もまばらな不毛の原野の風景に目を奪われ、この荒れ果てた土地に大農場を拓くという、夢を抱きました。
長年、鉄道敷設事業に携わる中で、数多くの「美田良圃(びでんりょうほ:美しい田と良い畑)」を潰したことに対する悔恨の念があり、このような荒野が手付かずで放置されているのであれば、それを開墾して大農場を拓くことで、美しい田園風景を損なってきたことの埋め合わせをしたい。それこそ、国家公共のためであり、自分がなすべき事業ではないか。井上はそう考えたのです。
日本鉄道会社副社長の小野義眞が、井上と三菱社第2代社長の岩崎彌之助を引き合わせ、国家公共のため、荒地に農場を拓きたいという井上の高邁な願いに感銘を受けた岩崎は、その場で快諾出資をし、井上が場主となり小岩井農場が開設されました。
そのため、小岩井という名前は地名ではなく、小野、岩崎、井上、3人の名字から1字ずつ取って作られたものなのです。
(小岩井農場HPより引用)
岩手県民ですが、小岩井という地名から名がついたと思っていたため、驚きました。
小岩井農場は緑の宝庫で、とても豊かな自然に囲まれていました。
羊たちを監視しているのはボーダーコリーのグレアくん!(7才・♂)
牧羊犬として小岩井農場で羊の群れをまとめています。
実際に牧羊犬が羊たちを追いかけてまとめているところを拝見しましたが、見事に上手にまとめていて、一緒に見ていた参加者の方々からも「おぉぉ~!」と歓声があがっていました。
羊の群れの写真です。なんか視線を感じる…?
…?!!カメラ目線ありがとうございます!
こんなにもかわいい羊たちをみれて嬉しく思いました。
羊のつぎは、馬・ポニーたちに会いに行きました。
毛並みの綺麗な白い馬や茶色い馬などいろいろな種類の馬たちに出会えました。
また、隣の場所では乗馬体験も行っており、お子さんたちが楽しそうに乗馬体験を行っていました。
そこから、牛に会いに行くため、奥へと歩いていくと赤い屋根の建物が見えてきました。
この建物は総じて、国指定文化財に指定された建物なのです。
倉庫に牛舎、サイロなど沢山の赤い屋根の建物が立ち並んでいました。
倉庫…備蓄品の保管をはじめ、家畜の飼料用穀物を乾燥・貯蔵するための倉庫などがある。
牛舎…搾乳牛用、分娩用、子牛用、搾乳牛用、種牡牛用と用途別に分かれている。
サイロ…青草を食べさせることができない冬場の家畜の飼料を確保するため、「サイレージ」という発酵飼料を作る施設。
他…詳しくは小岩井農場HPへ
ガイドさんと一緒に回るといろいろなことを勉強できました。
そしてついに一号牛舎(一階は搾乳牛用の牛舎、二階は乾牧草の倉庫)にて牛とご対面。
大きな体の牛たちが沢山いました。大きい牛だと600-700キロにも及ぶそう…。
とても迫力がありました。
育てるのにも相当な労力がかかるだろうとひしひしと感じられました。
そしてお待ちかねのお昼ご飯は、ジンギスカン(ラムセット)!!
低カロリーでありつつ、栄養も豊富。
ラム肉に含まれる、L-カルニチンは、脂肪酸を運搬し、効率良くエネルギーに変換してくれる働きがあるため、内臓脂肪や皮下脂肪として蓄積されにくいらしいのです。
健康にもよく美味しいランチで、たくさん歩いた甲斐があり、幸せでした。
いかがでしたでしょうか?
小岩井農場をたくさん歩いてかわいい動物たちを見たり、大自然を肌で感じたくなりましたか?
ぜひ、小岩井農場へ遊びに行ってみてくださいね。
それでは。